髙橋藍の名言|座右の銘・挑戦・自信が伝わる本人の言葉【出典付き】
世界を舞台に戦うバレーボール男子日本代表の髙橋藍選手。攻撃と守備の両方を高いレベルでこなすプレーだけでなく、海外挑戦や成長について語ってきた言葉にも注目が集まっています。
なかでも本人が繰り返し挙げている座右の銘が「勇気と信念が世界を変える」です。
この記事では、公式チームのロングインタビューや本人への取材記事など、発言元を確認できる資料を中心に、髙橋藍選手の言葉を紹介します。単にフレーズを並べるのではなく、その言葉が生まれた背景や、そこから見える考え方もあわせて見ていきます。
髙橋藍の座右の銘「勇気と信念が世界を変える」
勇気と信念が世界を変える
髙橋藍選手が大切にしている言葉として、何度も紹介しているフレーズです。2026年のTBS「バレーボール ネーションズリーグ」選手紹介でも、「好きな言葉、座右の銘」として本人がこの言葉を挙げています。
もともとは髙橋選手が好きな海外ドラマ『プリズン・ブレイク』に登場する言葉。本人は、勇気を持って行動し、自分を信じることが結果につながるという意味で、バレーボールにも通じる言葉だと説明しています。大学在学中に世界最高峰のイタリア・セリエAへ飛び込んだ髙橋選手にとって、自分の背中を押してきた言葉でもあります。
出典:TBSテレビ「バレーボール ネーションズリーグ2026 選手紹介」/GQ JAPAN「バレーボール・髙橋藍──世界の“Ran”はパリ五輪で輝く」(2023年9月29日)
髙橋藍の名言・心に響く言葉
「自分が強くなると決めてチャレンジをしている」
自分が強くなると決めてチャレンジをしている。
イタリア・セリエAで2シーズン目を迎えた際、髙橋選手が海外挑戦について語った言葉です。最初のシーズンは途中からチームへ合流しましたが、2年目は世界選手権を終えるとすぐにイタリアへ戻り、開幕からレギュラー争いに加わりました。
誰かにやらされるのではなく、自分で目的を決めて挑む。髙橋選手の海外挑戦を支えてきた主体性が表れています。
出典:Number Web「『取材では常に「自信がある」と言ってきましたが、本音はまだまだ』バレー代表・高橋藍(21歳)が目指し続ける“強い自分”」(2022年11月4日)
「苦しいからこそ明確な目標を立てて臨むだけ」
苦しいからこそ明確な目標を立てて臨むだけ。
イタリアでなかなか勝てず、チーム全体にストレスがたまっていた時期を振り返った言葉です。髙橋選手は、しんどい状況ほどバレーボールに集中するタイプだと話しています。
苦しいこと自体をなくそうとするのではなく、「次に何をするか」を明確にする。仕事や勉強でも、状況が悪いときほど参考になる考え方です。
出典:Number Web「高橋藍21歳『かなりしんどかったけど…』帰国直後に語ったイタリア2年目の本音とは?」(2023年5月26日)
「壁を乗り越えられた先には成長した自分がいる」
壁を乗り越えられた先には成長した自分がいる。
髙橋選手は、海外へ挑戦する以上、壁にぶつからないわけがないと考えていました。「壁がある=挑戦が失敗した」ではなく、壁に出会うことまで含めて挑戦だと受け止めています。
順調に進まないときにも、その先に成長した自分がいると考える。この視点があれば、苦しい時期の意味も変わって見えてきます。
出典:Number Web「高橋藍21歳『かなりしんどかったけど…』帰国直後に語ったイタリア2年目の本音とは?」(2023年5月26日)
「自分を信じてやるしかない」
自分を信じてやるしかない。
髙橋選手が「勇気と信念が世界を変える」という言葉について語ったインタビューで、海外挑戦を振り返って口にした言葉です。
イタリアへ行けば必ず成長できるという保証があったわけではありません。それでも、自分のプレーや努力を信じて続けるしかないと考え、実際に挑戦しました。
出典:anan「男子バレーボール界の新星・髙橋藍『僕は今までにいなかったような選手になりたい』」(2022年)
「今までにいなかった選手になる」
今までにいなかった選手になる。
髙橋選手が長く掲げている「最終ゴール」です。世界には攻撃力の高い選手、守備力に優れた選手が数多くいます。その中で髙橋選手が目指しているのは、攻撃と守備の両方を高いレベルで兼ね備えた、これまでにいなかったタイプの選手です。
さらに、この目標はプレーだけにとどまりません。バレーボールをもっとメジャーにし、子どもたちが夢を持てるスポーツにしたいという思いも含まれています。
出典:ITO Sports Project「プロバレーボール選手 髙橋 藍選手|バレーボールを夢のあるスポーツにしたい」(2023年9月2日)/サントリーサンバーズ大阪 Sunbirds Column Vol.6(2026年1月26日)
「現状の自分に満足せず」
現状の自分に満足せず。
世界で戦うために必要なことについて、髙橋選手が語った言葉です。188cmの髙橋選手より高い選手は世界に数多くいます。だからこそスパイクの技術や精度を伸ばし、安定したパフォーマンスを出す必要があると考えています。
すでに日本代表として活躍していても、「ここまでで十分」とは考えない。現在地を認めながら、次に伸ばせる部分を探し続ける姿勢が表れています。
出典:ITO Sports Project「プロバレーボール選手 髙橋 藍選手|バレーボールを夢のあるスポーツにしたい」(2023年9月2日)
「仲間と一緒に戦っているということは一番心強い」
仲間と一緒に戦っているということは一番心強い。
2025-26シーズンにキャプテンを務めた髙橋選手が、チームスポーツについて改めて気づいたこととして語った言葉です。
大事な試合ほど「自分がやらなければ」と背負い込みがちですが、髙橋選手はドミトリー・ムセルスキー選手の姿から、勝つときも負けるときもチーム全員で戦うことの大切さを学びました。責任を持つことと、一人ですべてを抱えることは違う。リーダーとしての経験を積んだからこそ生まれた言葉です。
出典:サントリーサンバーズ大阪 Sunbirds Column Vol.10「バレーは常に“みんなで”戦わなければいけないんだと教えてもらった」髙橋藍(2026年5月14日)
「また違った新しい経験をしたい」
また違った新しい経験をしたい。
2026年、サントリーサンバーズ大阪を退団する決断について語った言葉です。イタリアで3シーズン、日本で2シーズン。どちらかの環境が嫌になったから移るのではなく、24歳の今だからこそ、同じ場所にとどまらず、違う選手や違う環境から学びたいと説明しています。
成長するために環境を変える。その考え方は、大学時代にイタリアへ渡った頃から変わっていません。
出典:サントリーサンバーズ大阪 Sunbirds Column Vol.10(2026年5月14日)
「失敗も経験になる」
失敗も経験になる。
夢に向かって頑張る人へのメッセージとして、髙橋選手が語った言葉です。挑戦すれば、成功することも失敗することもあります。しかし髙橋選手は、結果がどうであっても挑戦した経験そのものが自分にとってプラスになると考えています。
失敗しない道を探すより、やりたいことへ全力で挑む。座右の銘である「勇気と信念が世界を変える」ともつながる考え方です。
出典:ViVi「【髙橋藍×ブリッジマン遊七】京都から世界に羽ばたくスターが初共演!バレーボール日本代表エースが語る挑戦とは?」(2025年)
髙橋藍の言葉から見える3つの考え方
1.自信は最初からあるものではなく、挑戦して育てる
髙橋選手は、もともと自信のあるタイプではなかったと振り返っています。それでも世界最高峰のイタリアへ渡り、一つずつ結果を出すことで自信を身につけてきました。「自信がついたら挑戦する」のではなく、「挑戦するから自信が育つ」。その順番が見えてきます。
2.壁にぶつかることも成長の一部と考える
海外で勝てない時期があっても、髙橋選手は「挑戦している以上、壁にぶつかるのは当然」と受け止めました。失敗も経験になるという言葉も同じ考え方です。うまくいかないことを挑戦の失敗と決めつけず、その経験を次へ持っていきます。
3.自分だけの成功ではなく、バレーボールの未来まで考える
髙橋選手の目標は、単に世界一の選手になることだけではありません。「今までにいなかった選手」になり、バレーボールを夢のあるスポーツにしたいと繰り返し語っています。自分を見て競技を始める子どもを増やしたいという視点が、目標をより大きなものにしています。
髙橋藍は2026年、再び海外リーグへ
髙橋藍選手は2001年9月2日生まれ、京都府出身のアウトサイドヒッターです。東山高校で春高バレー優勝を経験し、日本体育大学在学中に日本代表へ。東京2020、パリ2024の2大会でオリンピックに出場し、イタリア・セリエAでも3シーズンプレーしました。
2024-25シーズンからサントリーサンバーズ大阪へ加入し、2025-26シーズンはキャプテンを務めました。2026年4月、同シーズン限りでの退団が発表され、JVAの2026年度男子日本代表登録では、所属先がポーランドの「ボクダンカ・LUV・ルブリン」とされています。(2026年8月25日現在)
出典:サントリーサンバーズ大阪「退団選手のお知らせ」(2026年4月24日)/日本バレーボール協会「2026年度男子日本代表」
2026年のネーションズリーグでも日本代表として出場し、日本はファイナルラウンド準決勝まで進出しました。日本代表は今後、9月の男子アジア選手権、愛知・名古屋アジア競技大会などを予定しています。(2026年8月25日現在)
出典:日本バレーボール協会「バレーボールネーションズリーグ2026」/日本バレーボール協会「男子日本代表 2026 チームスケジュール」
まとめ|髙橋藍の名言は「勇気を持って一歩踏み出す」ことを教えてくれる
髙橋藍選手の言葉をたどると、座右の銘である「勇気と信念が世界を変える」が、そのままキャリアの軸になっていることが分かります。
- 自分が強くなると決めて挑戦する
- 苦しいときほど目標を明確にする
- 壁の先に成長した自分がいると信じる
- 自信がなくても、自分を信じて踏み出す
- 失敗も成功も経験に変える
- 仲間と一緒に戦うことを大切にする
- 現状に満足せず、新しい経験を求める
髙橋選手は、最初から自信があったから世界へ挑戦できたわけではありません。挑戦し、壁にぶつかり、それを一つずつ乗り越える中で自信を育ててきました。何か新しいことを始めたいけれど一歩を踏み出せないとき、「勇気と信念が世界を変える」という言葉は背中を押してくれるのではないでしょうか。
主な確認資料
- TBSテレビ「バレーボール ネーションズリーグ2026 選手紹介」
- サントリーサンバーズ大阪 Sunbirds Column Vol.6
- サントリーサンバーズ大阪 Sunbirds Column Vol.10
- Number Web「高橋藍のカラフルデイズ」2022年11月4日
- Number Web「高橋藍21歳『かなりしんどかったけど…』」
- anan「男子バレーボール界の新星・髙橋藍」
- GQ JAPAN「バレーボール・髙橋藍──世界の“Ran”はパリ五輪で輝く」
- ITO Sports Project「プロバレーボール選手 髙橋 藍選手」
- ViVi「髙橋藍×ブリッジマン遊七」
- 日本バレーボール協会「2026年度男子日本代表」
