卓球男子日本代表の張本智和選手は、10代前半から世界のトップ選手と戦い続け、日本男子卓球を代表する選手の一人です。
そんな張本選手が座右の銘として挙げているのが、「継続は力なり」。中学1年生ごろに知った言葉だと本人が明かしており、卓球だけでなく勉強にも通じる考え方として大切にしています。
この記事では、座右の銘「継続は力なり」の意味と本人の説明を軸に、卓球レポートなどの本人インタビューから、努力、敗戦、エースとしての責任、世界一への思いが伝わる張本智和選手の言葉を紹介します。出典不明の名言まとめではなく、本人の発言を確認できる資料を優先しました。
張本智和の座右の銘は「継続は力なり」
継続は力なり
張本智和選手の座右の銘は「継続は力なり」です。
2024年に早稲田大学がスポーツナビへ掲載したインタビューで、張本選手は「中学1年生くらいで知った」言葉だと説明しています。
卓球も勉強も、1年、2年と続けることは簡単ではない。大きなことを一度するより、小さな努力を続けること自体が難しく、素晴らしいことだという考えを語っています。
出典:スポーツナビ/早稲田大学「早大生・張本智和 五輪卓球2大会連続出場 継続は力なり、強いメンタルで『最低でもメダル』」(2024年)
張本智和の名言・心に残る言葉
「実力的に異論がないくらいのエースにならないといけない」
実力的に異論がないくらいのエースにならないといけない。
2022年、18歳の張本選手が日本男子のエースについて語った言葉です。誰が見ても実力で納得できる存在になる。肩書きより、結果と実力でその立場を証明しようとする責任感が伝わります。
出典:卓球レポート「張本智和インタビュー(後編)」(2022年6月10日)
「国内で何度負けても今の自信は揺らがない」
国内で何度負けても今の自信は揺らがない。
2023年の世界卓球後のインタビューで語った言葉です。一つの敗戦ですべてを否定するのではなく、自分が積み上げてきた力を長い視点で見る考え方が表れています。
出典:卓球レポート「張本智和インタビュー 世界卓球2023ダーバンを振り返る⑤」(2023年6月27日)
張本智和の努力への考え方が分かる言葉
「絶対何かにつながると信じている」
絶対何かにつながると信じている。
2023年のインタビューで、洗濯やラバー貼りなど、それまで家族に任せることも多かった日常の作業を自分で行うようになった経験について語った発言の一節です。一見、卓球に直接関係しない経験でも、自分の成長につながると考えていました。
出典:卓球レポート「張本智和インタビュー 世界卓球2023ダーバンを振り返る④」(2023年6月27日)
「今までの人生は遊びだったんじゃないかと思うくらい濃い1年」
今までの人生は遊びだったんじゃないかと思うくらい濃い1年だった。
19歳だった2023年、自分の人間的な成長について語った言葉です。自立した生活を経験し、大きな成功だけでなく、それまでにない失敗も味わったことが「人として大きくしてくれた」と振り返っています。
出典:卓球レポート「張本智和インタビュー 世界卓球2023ダーバンを振り返る④」(2023年6月27日)
2026年の張本智和の言葉
「やってない戦術はないというくらい、お互い出し切った」
やってない戦術はないというくらい、お互い出し切った。
2026年1月の全日本卓球選手権準決勝で、松島輝空選手にゲームオールの末に敗れた後の言葉です。勝てなかったから準備が無意味だったのではなく、できることを出し切ったうえで相手の強さを認める、現在の張本選手が見える発言です。
出典:卓球レポート「2026年全日本卓球 男子シングルス3位 張本智和『やってない戦術はないというくらい、お互い出し切った』」(2026年1月29日)
張本智和の名言・座右の銘から見える4つの考え方
1.小さな努力を続ける
座右の銘は「継続は力なり」。本人は、卓球でも勉強でも、小さな努力を長く続けることは難しいからこそ価値があると説明しています。
2.肩書きではなく実力で証明する
「異論がないくらいのエースにならないといけない」という言葉からは、「日本のエース」と呼ばれること自体ではなく、その評価にふさわしい実力を身につけようとする姿勢が分かります。
3.失敗も成長の一部として受け入れる
成功だけでなく、経験したことのない失敗も自分を大きくしたと振り返っています。一度の敗戦で積み重ね全体を否定しないことも、長く世界で戦うための強さです。
4.積み重ねを自信に変える
日々は地道に継続し、試合では自分が積み上げてきた力を信じる。「継続」と「自信」は別々ではなく、続けてきたものがあるからこそ敗戦しても自信を失わずにいられると考えられます。
2026年の張本智和|アジア大会で金メダルを目指す
張本智和選手は2003年6月27日生まれ、2026年現在はトヨタ自動車に所属しています。
2026年9月20日から28日まで愛知県豊田市のスカイホール豊田で開催される第20回アジア競技大会では、日本代表として男子団体、男子シングルス、男子ダブルスにエントリーしています。男子シングルスは松島輝空選手とともに出場予定で、男子ダブルスでは篠塚大登選手とペアを組みます。(2026年9月18日現在)
大会を放送するTBSの選手紹介でも、張本選手の座右の銘として「継続は力なり」が改めて紹介されています。
最新情報確認:日本卓球協会「第20回アジア競技大会 卓球競技」/TBS「アジア大会 愛知・名古屋2026 注目の選手 張本智和」
まとめ|張本智和の座右の銘「継続は力なり」は卓球人生そのもの
張本智和選手の座右の銘は「継続は力なり」です。本人のインタビューを時系列で追うと、この言葉が単に好きなフレーズというだけでなく、競技人生の考え方にも重なっていることが分かります。
- 座右の銘は「継続は力なり」
- 小さな努力を続けること自体に価値を感じている
- 「異論がないくらいのエース」を実力で目指す
- 卓球以外の経験も「絶対何かにつながる」と考える
- 成功だけでなく失敗も人を成長させると捉える
- 敗戦しても、それまで築いた自信まで失わない
10代前半から世界のトップ選手と戦い、勝利も大きな敗戦も経験してきた張本選手。その長い積み重ねを考えると、「継続は力なり」は張本智和選手を理解するうえで象徴的な言葉といえるでしょう。
主な確認資料
- スポーツナビ/早稲田大学「早大生・張本智和 五輪卓球2大会連続出場 継続は力なり、強いメンタルで『最低でもメダル』」
- 卓球レポート「張本智和インタビュー(後編)」
- 卓球レポート「張本智和インタビュー 世界卓球2023ダーバンを振り返る④」
- 卓球レポート「張本智和インタビュー 世界卓球2023ダーバンを振り返る⑤」
- 卓球レポート「2026年全日本卓球 男子シングルス3位 張本智和」
- 日本卓球協会「第20回アジア競技大会 卓球競技」
- TBS「アジア大会 愛知・名古屋2026 注目の選手 張本智和」
