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スポーツ選手の名言

【北口榛花の名言】挑戦・努力・笑顔が伝わる本人の言葉【出典付き】

女子やり投で世界選手権、パリ2024オリンピックを制した北口榛花選手。世界の頂点に立った実績だけでなく、海外挑戦、努力、スポーツを楽しむことについて語ってきた言葉にも、北口選手らしさが表れています。

この記事では、JOCや日本陸上競技連盟などの公式資料、本人へのインタビューを中心に、発言元を確認できる北口榛花選手の言葉を紹介します。単なる名言一覧ではなく、どんな経験から生まれた言葉なのかもあわせて見ていきます。

北口榛花の名言・心に響く言葉

「もっと遠くに手を伸ばさなくてはいけない」

もっと遠くに手を伸ばさなくてはいけない。

北口選手の競技人生を大きく変えたのが、やり投の強豪国チェコへの挑戦でした。国内でできることはすべて試したと感じ、もっと遠くへ手を伸ばさなければ、自分が望む結果には届かないと考えたといいます。

言葉も環境も違う海外へ行くことには不安があります。それでも「今いる場所でできること」に限界を感じたら、自分から環境を変える。世界女王への道につながった一歩の背景にある言葉です。

出典:日本オリンピック委員会「もっと遠くへ投げたい ー オリンピックを終えて夢見る『70m』先の世界へ」(2024年10月8日)

「自分が道を切り拓くことで、それに続く人が出てくるといい」

自分が道を切り拓くことで、それに続く人が出てくるといい。

北口選手は、自分の海外挑戦を自分だけの成功で終わらせたいとは考えていません。チェコで学んだ経験を踏まえ、若い世代にも海外へ挑戦してほしいと話しています。

誰も通っていない道へ最初に踏み出すのは簡単ではありません。しかし、一人が結果を出せば、次の世代にとってその道は「行けるかもしれない道」に変わります。

出典:日本オリンピック委員会「もっと遠くへ投げたい」(2024年10月8日)

「スポーツは心から楽しむもの」

スポーツは心から楽しむもの。

2023年世界選手権で金メダルを獲得した後、北口選手がスポーツについて語った言葉です。世界のトップを目指す以上、苦しい練習や、やるべきことを続けなければならない現実があります。それでも、北口選手の根底にあるのは「やり投が楽しい」という気持ちです。

努力と楽しさは反対ではありません。苦しいことがあっても、なぜその競技を続けているのか。その原点を忘れないことが、長く挑戦を続ける力になっています。

出典:月陸Online「やり投・北口榛花 表彰式終え会見」(2023年8月)

「これを乗り越えればきっとまた記録を出せる」

これを乗り越えればきっとまた記録を出せる。

大学進学後、北口選手はリオデジャネイロオリンピック代表をわずかな差で逃し、その後には右肘の靱帯を痛める苦しい時期を経験しました。それでも、自分を信じて練習を続けたと振り返っています。

結果が出ない時間が長くても、そこで積み重ねているものまで無駄になるわけではない。苦しい時期を越えてきた北口選手だからこそ重みのある言葉です。

出典:旭川市広報「あさひばし」掲載インタビュー(asatan転載)(2020年)

「もう誰にも負けたくない」

もう誰にも負けたくない。

2023年世界選手権で金メダルを獲得した後、最後の投てきを振り返って語った言葉です。北口選手は最終6投目で66m73を投げ、逆転で世界一になりました。

楽しむことと勝ちたいと思うことは両立します。競技を心から楽しみながら、勝負になれば誰にも負けたくない。その両方が北口選手の強さをつくっています。

出典:日刊スポーツ「【世界陸上】金メダル北口榛花…/一問一答2」(2023年8月26日)

「『70』という数字が夢」

「70」という数字が夢。

パリ2024オリンピックで金メダルを獲得した後も、北口選手の目標は終わりませんでした。次に見据えているのが、女子やり投で70mを超えることです。

オリンピック金メダルという大きな目標を達成した後にも、さらに遠くへ投げたいと思える。結果を得たら終わりではなく、その先に新しい目標をつくることが、北口選手を前へ進ませています。

出典:日本オリンピック委員会「もっと遠くへ投げたい」(2024年10月8日)

「もっと投げられるな」

もっと投げられるな。

2025年に右肘を痛め、思うように投げられない時期を経験した北口選手。2026年の日本選手権では62m86で優勝し、愛知・名古屋アジア大会代表入りを決めました。

本人は記録自体には満足していません。それでも、勝負のかかった試合で投げられたことで「少し自分の殻を破れた」と感じ、「もっと投げられる」と思えたと話しています。復活の途中にある2026年の北口選手を象徴する言葉です。

出典:日本陸上競技連盟「第110回日本選手権 女子やり投 北口榛花コメント」(2026年6月12日)

北口榛花の言葉から見える3つの考え方

1.結果を変えたいなら、自分から環境を変える

北口選手の最大の転機の一つがチェコへの挑戦です。国内で思うような結果が出なかったとき、同じ場所で同じことを続けるのではなく、「もっと遠くに手を伸ばす」ことを選びました。新しい環境へ行けば成功する保証はありません。それでも、変わりたいなら行動する。その一歩が世界選手権とオリンピックの金メダルにつながりました。

2.世界一になっても「もっと遠く」を見る

世界選手権を制し、パリ2024でも金メダルを獲得。それでも北口選手は70mという新しい目標を掲げています。2025年の故障を経て、2026年には再び「もっと投げられる」と前を向きました。成功しても、うまくいかない時期でも、次の目標を見つける。その姿勢が長期的な成長につながっています。

3.苦しい努力の中でも「楽しむ」という原点を忘れない

北口選手の言葉で特徴的なのは、世界一を目指す厳しさと「スポーツは楽しむもの」という考えが共存していることです。トップを目指すには、やるべきことを続けなければなりません。それでも、競技が好きだから続けられる。笑顔は単なるキャラクターではなく、北口選手が大切にしているスポーツ観そのものといえそうです。

北口榛花は2026年、アジア大会へ

北口榛花選手は1998年3月16日生まれ、北海道旭川市出身の女子やり投選手です。高校からやり投を始め、2019年からチェコでデービッド・セケラックコーチの指導を受けて成長。2022年世界選手権銅メダル、2023年世界選手権金メダル、2024年パリオリンピック金メダルと、世界のトップへ駆け上がりました。

2025年は右肘の故障に苦しみ、東京世界選手権では予選敗退。しかし2026年6月の日本選手権では62m86で5度目の優勝を果たし、愛知・名古屋アジア競技大会の日本代表入りを決めています。さらに8月22日のダイヤモンドリーグでは約1年ぶりの優勝を果たし、復調を示しました。(2026年8月27日現在)

出典:日本陸上競技連盟日本オリンピック委員会「北口 榛花」

愛知・名古屋2026アジア競技大会は9月19日に開幕予定です。故障からの復活を進めながら迎える大舞台で、北口選手がどんな投てきを見せるのか注目されます。(2026年8月27日現在)

まとめ|北口榛花の名言は「もっと遠くへ進む」ための言葉

北口榛花選手の言葉をたどると、世界一になるまでの道のりが、最初から順調だったわけではないことが分かります。

  • 今いる場所で足りないなら、もっと遠くへ手を伸ばす
  • 苦しい時期も自分を信じて続ける
  • 世界一になっても次の目標を持つ
  • 自分の挑戦を次の世代につなげる
  • どれだけ高いレベルでも、スポーツを楽しむ原点を忘れない

北口選手が投げるやりのように、目標は少し遠いところにあってもいいのかもしれません。「もっと遠くに手を伸ばす」という一歩を積み重ねた先に、今まで見えなかった景色が待っている。北口榛花選手の言葉は、そんな挑戦の大切さを教えてくれます。

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