関菜々巳の名言・座右の銘|「継続は力なり」と自分らしく挑戦する言葉【出典付き】
バレーボール女子日本代表のセッター・関菜々巳選手。高校卒業後に東レアローズへ加入し、日本代表、パリ2024オリンピックを経験した後、イタリア・セリエAへ挑戦しました。
関選手の座右の銘は「継続は力なり」。本人の言葉を追うと、「なるようになる」と力を抜くこと、自分を否定しすぎないこと、海外でも「自分らしさ」を失わないことへと考え方が変化してきたことが分かります。
この記事では、Number Webの本人ロングインタビューや日本バレーボール協会(JVA)などを中心に、関菜々巳選手の名言・座右の銘を背景とともに紹介します。
関菜々巳の座右の銘は「継続は力なり」
継続は力なり
関菜々巳選手が自身の座右の銘として掲げている言葉です。2025年、イタリアのイモコ・コネリアーノでプレーしていた関選手は、ホームゲームで販売されるサイン入りマスコットにも、自身のサインと一緒に「継続は力なり」と記していました。
関選手は高校卒業後に東レへ入団し、ルーキーイヤーから試合に出場。日本代表、パリ五輪、イタリアリーグと挑戦を続けてきました。順調に見える一方、本人は何度も「自分がチームを勝たせられなかった」という悔しさを抱えてきました。だからこそ、この言葉は競技人生そのものと重なります。
出典:Number Web「女子バレー 関菜々巳インタビュー」
「継続は力なり」を続ければ「なるようになる」
「継続は力なり」を続ければ「なるようになる」と考えるようにします
日本代表では「私が正セッターとしてトスを上げる」という思いを持ちながらも、意識しすぎると空回りしてしまう。だから今いる場所で頑張り、一つずつ続ければ「なるようになる」と考えるようになったと説明しています。
努力することと、結果を思い詰めすぎないこと。この二つを両立させたところに現在の関選手らしさがあります。
出典:Number Web「女子バレー 関菜々巳インタビュー」
関菜々巳の挑戦・成長が分かる言葉
「自己肯定感が低い自分から変わりたかった」
自己肯定感が低い自分から変わりたかったんです
イタリアへ移籍した理由について語った発言の一節です。本人は、自分の生真面目なところもプレーも好きではなかったと率直に明かしています。周囲から「真面目」と見られているから真面目にやらなければ、と自分を窮屈にしていた時期もありました。そんな自分を変えたいという思いも海外挑戦につながりました。
出典:Number Web「日本代表セッター関菜々巳、イタリアセリエAでの挑戦」(2025年2月28日)
「練習が本当に楽しい」
練習が本当に楽しいのが私には一番の衝撃です
イタリア1年目、世界トップクラスの選手が集まるイモコ・コネリアーノで感じたことを語った言葉です。スター選手同士が互いをリスペクトし、練習そのものを楽しんでいることに驚きました。
日本にいたころは、自分を追い込み、必要以上に準備をしなければ不安になることもあった関選手。海外での経験は「頑張る」の意味を変えるきっかけになりました。
出典:Number Web「イタリアセリエAで活躍する関菜々巳のセッターとしての成長」
「全部いらないよなと思えるようになった」
イタリアに来て、こんなに全部いらないよなと思えるようになった
海外生活を経て、練習や準備の仕方が変化したことを振り返った発言の一節です。以前は「やらなかったらダメかもしれない」という不安から多くのルーティンを抱えていました。しかしイタリアで、本当に必要なものを選べるようになり、バレーボールへよりポジティブに向き合えるようになったと話しています。
出典:Number Web「日本代表セッター関菜々巳、イタリアセリエAでの挑戦」
関菜々巳がイタリアで見つけた「自分らしさ」
「私が染まる必要はないかな」
私が染まる必要はないかな
イタリア2年目の2026年、海外での経験を通してたどり着いた考え方です。海外から新しいものを吸収しながらも、日本で培った自分の良さまで消して合わせる必要はない。「海外に染まる」のではなく、自分らしいセッターとして成長する方向へ考え方が変わっています。
出典:NumberPREMIER「『私が染まる必要はないかな』イタリア2年目のセッター・関菜々巳」(2026年4月1日)
「できることをやるしかない」
できることをやるしかない
2026年、ブスト・アルシーツィオでチームが苦しい状況に置かれた際に語った言葉です。主力選手の移籍など、自分ではコントロールできない事情もある中、今の状況で自分ができることへ目を向けました。座右の銘「継続は力なり」とも通じる姿勢です。
出典:NumberPREMIER「『私が染まる必要はないかな』イタリア2年目のセッター・関菜々巳」(2026年4月1日)
パリ五輪を経験して語った関菜々巳の言葉
「図太さがなければ世界では戦えない」
図太さがなければ世界では戦えない、と実感しました
パリ2024オリンピックを振り返ったインタビューで語った言葉です。日本は予選リーグで敗退。関選手は、世界トップの国が大舞台で力を最大限まで引き上げる姿を体感し、技術だけでなく、どんな環境でも100%の力を発揮する強さが必要だと感じました。
出典:Number Web「女子バレー 関菜々巳インタビュー」
2026年の関菜々巳が語った日本代表への思い
「結果で証明したい」
結果で証明したいです
イタリア2年目のシーズンを戦う中で、その先にある日本代表とロサンゼルスオリンピックを見据えて語った言葉です。イタリア1年目で築いた土台の上にさらに力を積み上げ、「自分も、チームとしても強く、大きくなれる」と考えています。
出典:Number Web「関菜々巳がイタリア同僚に驚かれた女子バレー部“暗黙のルール”」(2026年)
「日本バレーはここで終わらない」
日本バレーはここで終わらないという姿を次見せたい
2026年8月29日、女子アジア選手権準決勝でタイに1-3で敗れた直後のインタビューで語った言葉です。敗戦直後でも意識は次の試合へ向いていました。セッターとしてチームを動かす立場だからこそ、負けた後にどう切り替えるかを言葉にしています。
出典:スポーツナビ「関菜々巳選手・試合直後のインタビュー 日本vsタイ」(2026年8月29日)
関菜々巳の名言から見える4つの考え方
1.「継続」と「なるようになる」を両立する
座右の銘は「継続は力なり」。ただし、努力すれば必ず思いどおりになると考えているわけではありません。やるべきことを続けたら、あとは「なるようになる」。努力と心の余裕を両立させています。
2.自分を追い込みすぎない
以前は周囲の期待や「こうしなければならない」という思いから、自分自身を窮屈にしていました。イタリアへ渡り、本当に必要なことを選び、バレーボールを前向きに楽しむ感覚を得ています。
3.新しい環境でも「自分」をなくさない
世界トップの選手や海外のバレーから学びながらも、「私が染まる必要はない」と考えるようになりました。変化することと、自分の強みを捨てることは違うという気づきです。
4.最後は結果で示す
パリ五輪で世界の強さを経験し、イタリアでさらに力を磨いた関選手。その先に見ているのはロサンゼルス五輪です。積み重ねてきたものを「結果で証明したい」と語っています。
2026年の関菜々巳|日本代表とイタリアで挑戦を続ける
関菜々巳選手は1999年6月12日生まれ、千葉県出身のセッターです。2026年度もバレーボール女子日本代表に登録され、ネーションズリーグでは予選ラウンドからファイナルラウンドまでメンバー入りしました。
8月の女子アジア選手権でも日本代表としてプレー。準々決勝ではチャイニーズタイペイに3-0で勝利し、準決勝ではタイに敗れましたが、直後に「日本バレーはここで終わらないという姿を次見せたい」と次戦へ気持ちを切り替えています。
2026年度のJVA登録では、所属はイタリアのUYBAバレー・ブスト・アルシーツィオ。海外で経験を積みながら、日本代表のセッターとして挑戦を続けています。(2026年10月2日現在)
最新情報確認:日本バレーボール協会「2026年度女子日本代表」/日本バレーボール協会「バレーボールネーションズリーグ2026」
まとめ|関菜々巳の座右の銘は「継続は力なり」
関菜々巳選手の座右の銘は「継続は力なり」です。しかし、本人の言葉を時系列で追うと、その意味は少しずつ深くなっていることが分かります。
- 座右の銘は「継続は力なり」
- 努力を続けながら「なるようになる」と考える
- 海外挑戦には「自己肯定感が低い自分から変わりたい」という思いもあった
- イタリアで「練習が本当に楽しい」という感覚を知った
- 海外に合わせるだけでなく「私が染まる必要はない」と自分の強みを大切にする
- パリ五輪を経験し「図太さがなければ世界では戦えない」と実感した
- 「結果で証明したい」と挑戦を続ける
「継続は力なり」は、ただ我慢して努力を続けるという意味ではありません。続けながら変わること、余計なものを手放すこと、自分らしさを残すこと。その経験があるからこそ、現在の関菜々巳選手にとって、この座右の銘には重みがあります。
主な確認資料
- Number Web「日本代表セッター関菜々巳、イタリアセリエAでの挑戦」
- Number Web「イタリアセリエAで活躍する関菜々巳のセッターとしての成長」
- Number Web「女子バレー 関菜々巳インタビュー」
- NumberPREMIER「『私が染まる必要はないかな』イタリア2年目のセッター・関菜々巳」(2026年4月1日)
- Number Web「関菜々巳がイタリア同僚に驚かれた女子バレー部“暗黙のルール”」
- スポーツナビ「関菜々巳選手・準決勝試合後インタビュー」(2026年8月29日)
- 日本バレーボール協会「2026年度女子日本代表」
- 日本バレーボール協会「バレーボールネーションズリーグ2026」
