大学で友達が多い人は人間関係が希薄!?
今回は「大学で友達が多い人は人間関係が希薄なのではないか?」ということについて言及していきたいと思います。
まず大学は中学や高校と比べ比較できないほど人数が多いです。
学部が多く、キャンパスも多くあるマンモス大学では、1学年で10,000人を超えるなど想像もできないような人数が同じ大学に存在します。
まず大学1年生ではサークルに入り、クラスが始まり、多くの授業をうけるなど友達をたくさん作ります。
ここで現れる存在が「よっ友」と言われる人たちです。
大学のキャンパス内であっても「よ!」と挨拶しかしない友達のことです。(笑)
これは完全に希薄な人間関係となります。
しかし、大学のキャンパスで友達が多くいる、または知り合いが多くいるというのはとても安心感をもたらします。
そのため個人的には大学に入ってすぐは、よっ友でもいいので友達をたくさん作っていった方がその後の大学生活は充実できます。
しかし大学生活が進むにつれて希薄な友達関係では長続きしないでしょう。
というのも大学以外で遊びに行く時など相当仲良くないと一緒に遊びに行くなどと言う事は基本的にありえないからです。
大学での人間関係の実態

大学で友達関係が希薄になる理由
それでは実際に大学で3年間過ごした僕が大学での人間関係についてお話しします。
まず第一に大学では深い関係を築くことがなかなかに困難です。
理由は半年だけの授業や1年だけの授業で同じだった人と仲良くなるには授業外でもあったり多くコミニケーションとったりしなければならず、基本的にそこまで多くの人と仲良くなりません。
そういう意味ではサークルやバイトの方が既に大学外での活動なので、仲良くなるのも早いです。
しかしそれでも大学は人間関係が希薄になりがちです。最も主な理由としては大学ではコミュニティーに所属していても割と簡単に止めることができるからです。
中学や高校では、学校の授業は選べないのはもちろん、部活にい1度入ったら相当な覚悟がないと止められないです。
そのため帰属意識が大きくなりがちで、そこにいるメンバーと心から仲良くなろうと言う気持ちが出てきます。
しかし大学ではサークルや授業など自分で選択し、止めることができるものがほとんどです。
なのでそこまでの帰属意識はもたらされず、自分に合わないコミュニティーでは深い関係を築かなくても他の環境で生きていけるのです。
しかしそれは悪いことではなく、自分で仲良くなりたい相手を選べると言う環境と置き換えることもできます。
大学はそういう意味では自分の波長の合う友達を見つけることもできます。
深い友達関係を築けるのはごく少数!

しかし大学での友達の人数の多さに対して深い関係を持てるのはごく少数と言えます。
コミニケーション能力が高く、自分のことをオープンに話せる人には深い友達関係が作ることが上手い人がいます。
心理学の研究でもあるのですが、共感する能力が高い人、自分から自分の話をする人というのは、相手の心を開かせやすいです。
僕の友達でもいるのですが、「そんなことまで話すの?(笑)」と言うような内容まで多くの人に自分から自分の話をする人は深い関係の友達が多くできやすいです。
しかし友達に対して多少なりとも壁を作ってしまう人は(これが大多数だとは思いますが)、深い友達関係を作るのに多少ハードルが存在します。
実際、友達が多い人は関係が希薄なの?
今回は「大学で友達と言える知り合いが多くいる人は人間関係が希薄なのかということについて」結論から言ってしまいます。
結論は、友達が多い人は希薄な人間関係がほとんどです。
しかし大学で友達が多い人は遊びに行く友達も多いと言うのも事実です。
それを考えてみると友達が多い人は希薄な人間関係は多いものの、深い人間関係を築ける可能性が多くあります。
友達を多く作るのに1番大事なこと
大学で多くの友達がいるのは、意外とコミニケーション能力だけではないのです。
大学ではコミュニティーと呼ばれるサークルや部活などのグループにどれぐらい積極的に参加していけるか、ということで友達の人数が圧倒的に変わったりします。
つまり高校までコミニケーション能力がそこまで高くなく、人間関係を築くのに自信がない人でも積極的にコミュニティーに参加していけば、多数の友達はできるのです。
大学ではサークルや授業など自分でメンバーを選べない状況の場合には、自分と全く違うタイプの人間でも一定の水準までは仲良くする傾向があります。
そこから深い人間関係になれるかはその人の努力次第で変わるのですが、以上のような事実があると言う事は覚えておいてください。
友達が多いことは良いことばかりじゃない。

さて話が少しそれましたが、大学で友達が多い事は必ずしも良いこととは言えません。
友達が多いと言う事は、自分の合わない友達にも波長合わせ、自分の時間を浪費している可能性が高いからです。
大学では他人を否定せず受け入れる人が友達が多いと考えられますが、それでは自分の軸が全くないことのです。
周りに合わせるキャラクターがその人のキャラクターになってしまいます。
友達が多すぎてもいいことばかりではありません。
友達がすくない方がいいの?
しかし友達が少ない人が良いかというと絶対にそうではありません。
友達は多いほうが人生が充実します。
遊びに行く友達しかり、一緒に勉強する友達しかり、キャンパスであって時間を過ごす友達もしかり。
友達が多い方が、友達が少ない人に比べ濃厚な充実した時間を過ごすことができるという研究も存在します。
友達の作り方がわからないと言う事は以下の記事を参考にしてみてください。
社会に出る前の練習

社会では希薄な人間関係ばかり
今回は大学の友達が多い人は人間関係が希薄だということを話しました。
実際に社会に出ると希薄な人間関係はいくらでもあります。取引相手との関係や上司との関係、他の部署との人間関係など希薄な人間関係はいくらでも出てきます。
そういう意味では大学は自由な環境といえます。
自分の気の合う人を自分のペースでどんどん増やせるのです。
友達が多くない人は、友達の多い人を羨んで「人間関係が希薄だ!」と言う前に自分から仲の良い友達をどんどん増やしましょう!!!
充実してれば他人は気にならない。
自分の生活が充実していれば、他人のことなど興味もわきません。
自分が気にしている相手が自分のことを全く気にしていないとすると、それは心の中で自分の方が劣っていると自覚していることと同じです。
他人を卑下することで自分の立場を上にしようとしているという心理が心の裏にあるからです。
自分の人生を充実させるために毎日を一生懸命にいきましょう。
大学であれば友達を作る、勉強する、バイトをする、サークルに行くなど。社会人であれば本業をしっかりやる、自分への投資をする、副業を始めるなど。
人生を充実させる方法はいくらでもあります。人生は1度きりです、楽しみましょう!