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スポーツ選手の名言

【伊藤美誠の名言・言葉】「楽しんだ方が勝てる」と挑戦・自分らしさへの思い【出典付き】

卓球女子の伊藤美誠選手は、東京2020オリンピックで混合ダブルス金、女子団体銀、女子シングルス銅と3種目すべてでメダルを獲得した日本卓球界を代表する選手です。

伊藤選手の言葉を追うと、繰り返し出てくるのが「楽しむ」「自分らしく」「目の前の一試合に集中する」という考え方です。パリオリンピック代表を逃した時期には卓球が嫌になったことも明かしていますが、そこから競技との向き合い方を変え、2025年には世界卓球女子シングルスで自身初のメダルを獲得しました。

この記事では、JOC、卓球レポート、テレ東卓球NEWS、日本卓球協会など、本人発言や競技歴を確認できる公式・一次性の高い資料を中心に、伊藤美誠選手の名言・言葉を背景とともに紹介します。

伊藤美誠の名言・心に残る言葉

「楽しんだ方が勝てる」

楽しんだ方が勝てる。

2019年の全日本卓球選手権で女子シングルスを制し、2年連続の3冠を達成した後の会見で語った言葉です。前年は「優勝したい」という気持ちが強かったのに対し、この大会では「とにかく楽しもう」という気持ちを大切にしたと説明しています。決勝の競った場面でも、勝ちたいという気持ち以上に「楽しんだほうが勝てそう」と感じたと振り返りました。

出典:卓球レポート「女子シングルス優勝 伊藤美誠『楽しんだ方が勝てる。そう思ってプレーしたら三冠できた』」

「誰が来ても自分のプレーをする」

誰が来ても自分のプレーをする。

同じ全日本の優勝会見で語った言葉です。周囲から三冠を期待される中でも、伊藤選手が考えていたのは先の結果ではなく目の前の一戦。対戦相手によって自分を見失わず、自分のプレーを徹底することへ集中しました。

出典:卓球レポート「女子シングルス優勝 伊藤美誠」

「目の前の一試合、一試合に全てを出し切りたい」

目の前の一試合、一試合に全てを出し切りたい。

2020年1月、東京オリンピックまで半年を切った時期にワールドツアーへ出発する際の言葉です。オリンピックという大きな目標が迫っていても、意識を向けたのは目の前の試合でした。

出典:JOC「卓球、伊藤『全て出し切る』 ツアー初戦に向けて」(2020年1月26日)

「緊張よりも楽しいが最初にくる」

緊張よりも楽しいが最初にくる。

2020年、テレビ東京「卓球ジャパン!」で過去の試合を振り返った際に語った言葉です。強い相手や大きな舞台を「怖いもの」と見るより、「楽しめる場所」と捉える伊藤選手のメンタルを表しています。

出典:テレ東卓球NEWS「神メンタルの伊藤美誠『緊張よりも楽しいが最初にくる!』」(2020年6月7日)

東京オリンピックで語った伊藤美誠の言葉

「オリンピックでこれだけ楽しめたら怖いものはない」

オリンピックでこれだけ楽しめたら怖いものはない。

東京2020後、JOCのメダリストインタビューで大会を振り返った際の言葉です。水谷隼選手との混合ダブルスで日本卓球史上初の五輪金メダルを獲得し、女子シングルス銅、女子団体銀も手にしました。最大級の舞台でも「楽しめた」という経験は、それまで大切にしてきた考え方の集大成でした。

出典:JOC「東京2020オリンピックメダリストインタビュー 水谷隼・伊藤美誠」(2021年10月21日)

「自分のために頑張れる選手は誰のためにでも頑張れる」

自分のために頑張れる選手は誰のためにでも頑張れる。

同じJOCインタビューで、伊藤選手はまず「自分のためにプレーする」ことを大切にしていると説明しました。誰かの期待だけを背負うのではなく、自分自身が達成したい目標に集中する。その結果として周囲にも良い影響を与えられるという考えです。

出典:JOC「東京2020オリンピックメダリストインタビュー 水谷隼・伊藤美誠」

「一日一日頑張ってきてメダルがとれた」

一日一日頑張ってきてメダルがとれた。

東京2020までの過程を振り返った発言の一節です。先の大会まで考えるのではなく、東京で金メダルを取るために目の前の試合へ集中したと話しています。大きな夢を、毎日の行動へ落とし込む考え方です。

出典:JOC「東京2020オリンピックメダリストインタビュー 水谷隼・伊藤美誠」

挫折から再出発した伊藤美誠の言葉

「海外選手とたくさん試合をして成長したい」

海外選手とたくさん試合をして成長したい。

2024年、パリオリンピック代表入りを逃した後、新たな目標について語った言葉です。東京五輪後には挫折感から卓球への意欲が落ちた時期もありましたが、競技との向き合い方を変え、再び楽しむ感覚を取り戻しました。新たに掲げた目標は世界ランキング1位です。

出典:JOC「伊藤美誠、嫌になった卓球楽しく 新たな目標、世界1位へ決意」(2024年3月4日)

「自分のできることを全て出し切って優勝することが自信になる」

自分のできることを全て出し切って優勝することが一番自分にとっても自信になる。

2024年全日本選手権を前に、パリ五輪選考レース最終戦への思いを聞かれた際の言葉です。周囲とのポイント争いだけを見るのではなく、自分のプレーを出し切ることを自信につなげようとしていました。

出典:テレ東卓球NEWS「伊藤美誠 今大会優勝への気持ちを語る」(2024年1月)

2025年、世界卓球で復活した伊藤美誠の言葉

「自分の中で最高の大会でした」

自分の中で最高の大会でした。

2025年世界卓球ドーハ大会で女子シングルス自身初の銅メダルを獲得した後の言葉です。準々決勝では、それまで7連敗していた中国の王芸迪選手を4-1で破りました。パリ五輪代表を逃した後、競技との向き合い方を見直した時間を経てつかんだメダルでした。

出典:テレ東卓球NEWS「苦難を乗り越えた伊藤美誠 世界卓球悲願のメダル『自分の中で最高の大会でした』」(2025年5月25日)

「やるべきことは出来た」

やるべきことは出来た。

同大会の準決勝で世界ランキング1位の孫穎莎選手に敗れ、銅メダルが確定した後の言葉です。勝敗だけでなく、自分が準備してきたことを出せたかを見る姿勢は、以前からの「自分のプレー」「全てを出し切る」という考え方にもつながります。

出典:テレ東卓球NEWS「準決勝後の伊藤美誠 銅メダル獲得に『やるべきことは出来た』」(2025年5月26日)

2026年の伊藤美誠|「自分らしさ」を武器に次へ

「何が起こるか分からないのが自分の良さ」

「何が起こるか分からない」のが自分の良さ。

2026年8月、WTTチャンピオンズ横浜で中国の王芸迪選手に1-3で敗れた後の言葉です。敗戦の中でも変化やスマッシュには手応えがあり、「自分らしさは出せていた」と振り返りました。多彩で予測しにくい卓球を、現在も自分の武器として大切にしています。

出典:テレ東卓球NEWS「伊藤美誠 初戦敗退 中国の王芸迪に惜敗」(2026年8月6日)

「いつか越したい」

いつか越したい。

同じ王芸迪戦の後、中国トップ選手との差について語った言葉です。第3ゲームを落としたことを「自分のあと一歩」と分析し、一度勝った相手であっても壁を完全に越えたとは考えず、挑み続ける姿勢を示しました。

出典:テレ東卓球NEWS「伊藤美誠 初戦敗退 中国の王芸迪に惜敗」(2026年8月6日)

伊藤美誠の名言から見える4つの考え方

1.大舞台ほど「楽しむ」

全日本での「楽しんだ方が勝てる」、東京五輪後の「これだけ楽しめたら怖いものはない」。伊藤選手にとって「楽しむ」は、自分の力を出すための重要なメンタルです。

2.先の結果より目の前の一戦を見る

三冠や五輪メダルという大きな目標があっても、実際に意識するのは目の前の一試合、一日です。

3.「自分らしい卓球」を失わない

誰が相手でも自分のプレーをする。2026年にも「何が起こるか分からないのが自分の良さ」と話しており、自分にしかできない卓球を磨く姿勢は変わっていません。

4.挫折したら、目標そのものを作り直す

パリ五輪代表を逃した後は、世界ランキング1位という新しい目標を設定。2025年には世界卓球シングルスで自身初の銅メダルを獲得しました。

伊藤美誠は愛知・名古屋アジア大会へ|2026年の現在地

伊藤美誠選手は2000年10月21日生まれ、静岡県出身、スターツ所属。2025年は世界卓球女子シングルスとワールドカップ女子シングルスで銅メダルを獲得しました。

2026年9月20日から28日まで愛知県豊田市のスカイホール豊田で開催されている第20回アジア競技大会では、日本代表として女子団体と混合ダブルスにエントリー。混合ダブルスでは篠塚大登選手とペアを組みます。(2026年9月25日現在)

女子シングルスには出場しませんが、日本女子代表の経験豊富なメンバーとして団体戦に臨み、混合ダブルスでは東京五輪金メダリストとして再び国際総合大会の頂点を目指します。

最新情報確認:日本卓球協会「第20回アジア競技大会 卓球競技」/日本卓球協会「女子ナショナルチーム選手プロフィール:伊藤美誠」

まとめ|伊藤美誠の言葉は「楽しんで、自分らしく、目の前に集中する」

伊藤美誠選手の言葉を時系列で追うと、10代のころから現在まで変わらない部分と、大きな挫折を経験して変わった部分の両方が見えてきます。

  • 大舞台でも「楽しんだ方が勝てる」と考える
  • 「誰が来ても自分のプレーをする」
  • 「目の前の一試合、一試合」に全てを出す
  • 「自分のために頑張る」ことを大切にする
  • パリ五輪代表落選後は世界ランキング1位という新しい目標を設定
  • 2025年には世界卓球シングルスで自身初の銅メダル
  • 現在も「何が起こるか分からないのが自分の良さ」と自分らしい卓球を追求する

特に「楽しんだ方が勝てる」という言葉は、全日本3冠から東京オリンピック金メダルまで、伊藤選手の大舞台での強さとよく重なります。一度卓球を楽しめなくなった時期を経験したからこそ、「楽しむ」は現在の伊藤美誠選手を理解するうえでも重要なキーワードです。

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